コロナワクチンの接種開始
お電話でのご予約ご相談、お問い合わせはお断りしています。
患者さんの診療の妨げになりますので、どうかご遠慮いただくよう、重々お願い申し上げます。
12歳以上の小児に対してもコロナウイルスワクチンの接種が認められました。
当院では8月21日(土)から接種を開始し、10月下旬に接種を終了または削減する予定です。
接種対象 | 12歳以上〜年齢制限なし (保護者の接種も行います) |
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ワクチン | ファイザー製mRNAワクチン 筋肉注射 3週間間隔で2回接種 |
接種日 | 月曜・木曜14時〜15時 土曜14時〜16時 2回目の接種は、1回目接種から3週間後の同じ曜日 |
接種予約は希望日の1週間前の午前0時から予約が可能です。予約日の5日前まではキャンセルが可能です。
インターネットから予約をお取りください。
ご予約はこちら
https://ssc3.doctorqube.com/konandaikodomo/
無断でのキャンセルは固くお断りします。その場合、どのような理由であれ、その後のワクチン接種はいたしませんのでご了承ください。
ワクチンについてご質問がある方は、以下のメッセージをお読みください。
その上でご心配があれば、事前に受診して直接ご相談ください。
いざワクチンを接種するときに、時間をかけてご説明をすることはできませんので、ご了承ください。
子どももワクチンを接種した方が良いでしょうか?
できれば接種した方が良いですが、大きな不安を抱えながら接種する必要は全くありません。
日本小児科学会の提言・Q&Aはこちら
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=94
(院長の個人的な)解説
変異型コロナウイルスについても重症化を予防する効果があります。
ワクチン接種によるメリットがデメリットを上回るため、米国疾病予防管理センター(CDC)や米国小児科学会(AAP)は12歳以上へのワクチン接種を推奨しています。
子どもではワクチン接種による副反応が高い確率で出るかもしれません。
これらの事から、日本小児科学会は更にデータが集まるまで米国よりも少し慎重な姿勢を取っています。
ただし、これらの副反応が生じる確率は10万回接種に数回程度で極めて低いと考えられ、ワクチン接種を避けるほどの理由にはなりません。
しかし、子どもの死亡例は0名、後遺症も稀であるため、ワクチンにより「自分の命を守る」という直接のメリットは低いようです。
現在、子どものコロナウイルスワクチンを取り巻く状況は以上の通りです。
これらより、院長個人としては、『コロナウイルスワクチンは安全性と予防効果が高い。できれば接種した方が良いが、大きな不安を抱えながら接種する必要は全くない』と思っています。
当院ではワクチン全般について強く肯定する立場をとっており、特に普及率の低い子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)については、早く対象者全員が受けるべきだとお話ししています。
現時点では(2021年8月)、コロナウイルスワクチンについては弱い推奨になりましたが、ワクチン全般に反対派だからではありません。
ワクチンは人類史上、最も多くの命を救ってきた最大の医療革命であり、コロナウイルスより遥かに恐ろしい病気の数々が、ワクチンのおかげで予防可能になりました。
現在、私たちが接種を受けることができるワクチンは、研究者たちのたゆまぬ努力と叡智の結晶として生み出された贈り物です。
贈り物ですので、受け取るか受け取らないかは自由です。
接種のリスクと病気にかかることのリスクを比較して、子供たちの健康のために最善を尽くしていただければと願います。
港南台こどもクリニック 院長 高橋亨岳