小児かかりつけ制度とは

小児かかりつけ医制度とは「子どもにかかりつけ医を持ちましょう」という国が定めた制度です。小児科専門医がお子さんのかかりつけ医となり、病気の診療だけでなく、予防接種や乳幼児健診などを通して、健康と成長を見守り、子育てのお手伝いをいたします。
当院は厚生労働省より認可を受け、「小児かかりつけ医」として診療しております。

小児かかりつけ制度に登録された方の以下の診療を行います

・急な病気の際の診療や、慢性疾患の指導管理を行います。
・発達段階に応じた助言・指導等を行い、健康相談に応じます。
・予防接種の状況を確認し、接種の時期についての指導を行います。また、予防接種の有効性・安全性に関する情報提供を行います。
・必要に応じて、専門医、専門医療機関に紹介します。
・医療機能情報提供制度を利用して、かかりつけ医療機関が検索できます。
・電話等によるお問い合わせに原則常時対応しています
・ただし、診療時間外・休日のお問合わせについては小児救急医療相談「#8000」にご連絡ください。

小児かかりつけ制度の登録条件

当院に4回以上受診したことのある6歳未満の患者さんが登録可能です。「小児かかりつけ診療料」に関する同意書にご署名をいただき登録いたします。かかりつけ医の登録は就学前まで有効ですが、就学後もこれまでどおり、診察はもちろんのこと 健康状態や発達、予防接種の確認などさまざまなご相談やお悩みをお受けします。

かかりつけ医登録のデメリット

お子さんや保護者の方に特にデメリットはありません。診療報酬明細書の記載が変わりますが、横浜市では中学3年生まで小児医療証による医療費助成がありますので、金銭的なご負担はありません。他院への受診が制限されることもありません。

注意点

・かかりつけ医の登録は1か所のみです。重複登録はできません。
・お引越しなどでかかりつけを変更されたい場合にはいつでも変更できます。
・医療機関ですので割引や優先予約などのサービスはありません。

機能強化加算

当院は「かかりつけ医」機能を有する医療機関として、初診時に機能強化加算80点を算定させて頂きます。以下のような対応を行ってまいります。
・患者さんが受診している他の医療機関及び処方されている医薬品を把握し、必要な服薬管理を行うとともに、カルテに記載しています。
・健康診断の結果等に関する健康管理にかかわる、保健・相談福祉サービスに関するご相談、予防接種に関するご相談などに応じます。
・専門的な医療機関と提携し、必要に応じてご紹介します。
(済生会横浜市南部病院、横浜市立大学附属病院、県立こども医療センターなど)
・夜間・休日等の緊急時の対応方法について情報提供を行います。
・保健・福祉サービスに係る相談に応じています。

港南台こどもクリニック診療時間表

※年末年始、お盆は休診